在留カードの受取方法は色々あります
当事務所でも数は少ないですが、身分系の在留資格の申請や更新の手続きを行うことがあります。というか、メインにしていませんがお問い合わせは多く頂きます。
先日も「日本人の配偶者等」の「在留期間更新許可申請」の手続きをご依頼されました。無事に申請が完了し、新しい在留カードの受取のご依頼もあり、日程を調整していたところです。
※コロナの影響で東京入管は入場制限をしていますし、人込みはかなりです。受取方法も色々あります、整理しましょう。
=下記は東京入管の場合=
1.窓口即日交付(従来からある方法)
結果通知と必要書類(既存の在留カードやパスポート、収入印紙等)を持参の上、入管へ。受付は2階A2カウンター。
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東京出入国在留管理局2階A4カウンターで在留カードを即日交付してもらいます。
2.後日窓口交付 (2020年12月14日から)
結果通知と必要書類(既存の在留カードやパスポート、収入印紙等)を持参の上、入管へ。受付は4階Fカウンター。
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後日(指定日に),東京出入国在留管理局4階Fカウンターで指定日に在留カードを交付してもらいます。受取も4階Fカウンター。
3.後日郵送交付(2020年12月14日から)
結果通知と必要書類(既存の在留カードやパスポート、収入印紙等)、赤いレターパックを持参の上、入管へ。受付は4階Fカウンター。
※青いレターパックはダメです。
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後日,東京出入国在留管理局から郵送で在留カードを交付してもらいます。
4.郵送受取(2020.4月から) ※新型コロナ感染拡大防止の観点から導入
結果通知と必要書類(既存の在留カードやパスポート(写)、収入印紙等)を赤いレターパックで審査部門へ郵送。返信用も赤いレターパックを同封。
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後日、東京出入国在留管理局から郵送で在留カードを交付してもらいます。
郵送交付や後日交付ができない手続きや入管もあり、注意点は色々あるのですが、そもそも 2、3,4の受取方法は、『申請等取次者証明書』又は『届出済証明書』を持っていいる者限定です。(弁護士や申請取次行政書士等) 一般の方は受取方法の選択はできません。※郵送受取を委任された上で、取次者が行うことは可能です。
コロナの感染拡大により、不自由や不便を感じることはたくさんありますが、助成金のオンライン申請はじめ、各種手続きがオンラインや郵送でできることになったことは大変有難い状況です。入管の申請手続きや年金請求手続き(社労士業ですが)等、またまだオンライン化を希望したい手続きはたくさんありますので、今後一気にオンライン化が進むことをぜひ期待したいと思います。